2021年のKyash CRE

この記事は Kyash Advent Calendar 2021 19日目の記事です。

KyashでCREチームのEMをしているwakasaです。

今年は私がマネジメントするチームが増えたことにより、マネジメントの割合が増えCREチームとして直接手を動かすことが少なくなりましたが、メンバーがガンガン開発してくれているので頼もしい限りです。

今回はCREチームがこの1年でやってきたことについて紹介します。

 

 

今年やったこと

ガソリンスタンドでKyash Card利用できるように対応

以前から要望が多かったKyash Cardのガソリンスタンド利用をできるようにしました。

プリペイドカードの仕組み上、決済部分に改修が必要だったため今まで利用できない状態でした。

オーソリ(仮売り上げデータ)到着時に一時金を減算し、売上確定データ到着時に差額を返金または追徴する仕組みを実装しました。

なぜ利用できなかったかなどは以下に詳しく書いているので興味のある方はご覧ください。

blog.kyash.co

同じ仕組みを利用して10月にはレンタカー実店舗での利用も可能になりました。

 

有効性確認目的のオーソリで減算しない対応

ECサイトでカード決済をする際に、一部のECサイトでは、購入前にカードが有効であるかを確認する目的で、実際には決済していないにもかかわらずオーソリを投げてくることがあります。

基本的には0円オーソリなのですが、少額のオーソリで有効性確認とするケースがあり、少額オーソリでの有効性確認の場合に残高から減算しないように対応しました。

これの何が問題だったかというと、例えばECサイトで5000円の買い物をしようとして、5000円をチャージし実際にカード決済しようとすると有効性確認目的の1円オーソリによって残高から1円減算され4999円になり、本来買いたかった5000円の商品が残高不足で決済できなくなってしまうことがありました。

有効性確認目的のオーソリは売上確定データが到着しないため一定期間がすぎると返金され残高に戻りますが、決済体験としては改善の余地がありました。

少額オーソリであっても実利用である可能性がゼロではないので、加盟店ごとに少額オーソリを調査し、減算しなくても良いもののみ対応しています。

 

不正対策関連

今年に入って不正対策もCREチームのミッションに加わりました。

具体的に内容は書けないのですが、ユーザー体験を損なわないように気を使いつつ

不正利用のモニタリングの効率化や、システムで不正を未然に防ぐロジックを実装したりしていました。

 

その他の改善

上記以外にもオペレーション効率化の改善や、ユーザー体験の改善を行っていました。今年の消化チケット数をみると500をすでに超えていました。

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まとめ

業務内容も広くなりやることが増えつつあるCREチームですが、引き続きユーザーへ価値をたくさん届けていきたいと思います。

また、一緒にユーザーへ価値を届けてくれる仲間を募集していますので興味がある方は応募お待ちしております。

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